躁状態の不眠
躁状態の不眠の症例です。
Y.Yさん(42歳)男性公務員。
この患者さんは、5年位前より毎年2月頃になると、転勤や職場の配置がえのことなどが気にかかり、不安になったり、高級 羽毛 布団ですら眠れなくなったりすることがありました。
そして、ゆううつになって仕事を休んでしまう、ということで来院されました。
来院時は抑うつ状態による不眠だったのです。
朝早く(4時頃)目が覚めてしまって気分が悪いとの訴えです。
診断の結果は、内因性うつ病の時によくみられる、早朝覚醒型の不眠でした。
そこで、抗うつ剤の点滴療法と服薬を2ヶ月位続けたところ、だんだん気力も出てきて、張り切って仕事にも出て行くようになりました。
元気が出てきてよかったと思っていたところ、ある日奥さんが来院して、「最近朝4時頃から起きてランニングをしたり体操をやったりしています。
4時間位しか眠らないのに、すこしも疲れないといって、朝から落着きません」ということです。
躁うつ病の躁状態になっていたのです。